息つく暇もなく、、春が待ち遠しい
吉祥寺の展示会にお越し頂いた多くの皆様、
本当に有り難うございました。
半年ぶりに東京で個展を行いました。
来て下さるかな、楽しんでもらえるかなとドキドキしながら
迎えた初日。人通りの多いにも関わらずなかなかお店の中に
足を入れて下さる方が少なく、、焦りは募り、
何度も何度もお店の外から「入りにくい空気感が有るのかな」と
外のディスプレーを変えてみたり。
しかし、翌週の土日は雨にも関わらず
本当に多くの皆様に足を運んで頂きとても嬉しかったです。
新井も青野も「フー」っと胸を撫で下ろしました。
準備の時には気づいてなかったのですが
終わってから考えると、無言のプレッシャーがありました。
がむしゃらに走り抜けた2011年。
成長した自分達を見せたい、以前よりもいいねと思って頂きたい、
より自分達の納得のいく見せ方をしたいなど
2人とも言葉には出してませんが
どこか肩に力をいれていたと思います。
ご存知の方も多いかと思いますが
自分のスタート(靴の学校の学生時代から)は手創り市への参加でした。
今でも変わりませんが、
誰かの為に作っていて、それを自分達で売っていくこと。
お客様の反応をダイレクトに知ることの大切さ。
嬉しい事も沢山ありますし、ありました。
反対に、手厳しい反応を頂く事ありますし、ありました。
その度に頑張ろうとがむしゃらになっていましたね。
それから靴のメーカーへ就職をして
実際の商品の出来る行程、お店に出るまでの流れなども経験しました。
恥ずかしながら、子供の頃から仕事の出来る女に憧れていて
どんどん仕事を頑張って会社で上に行きたいと思っていて
就職したときも、ついつい力んでしまいました(笑)
色々なやり方を模索していく中で
AUTTAAをスタートさせてから手創り市にも沢山の企画展などにも参加して
昨年より本格的にお店さんへの卸も始められました。
とにかく前へ前へ。
注文がくれば、ありがたく全てをお承けしていました。
・・・ここにきてついに
私達の手では追いきれない状況になっていると気づきました。
寝ないでも大丈夫な体は、心はどこにいってしまったのか。
絶対に叶えたい目標=自分達の空間”お店”を持って
お客様を丁寧にお招きしたい。
それをやり遂げるまではなんとしてでも続けるぞと思いつつも、
こんなに疲れ顔の私達。
今では一部制作の行程を担当して頂いてる職人さんや
お手伝いに来て下さる皆に支えられていて、
本当に助かっています。
しかしAUTTAA3年目にさしかかる今年
きっと「体制」というものに真剣に取り組んでいかなくては。
私達が一杯一杯では、誰も楽しいや、嬉しいを感じてもらえませんし、
私達自身が楽しむ事を忘れてしまいますね。
深夜まで続いた作業の日、
いつも冷静な青野がつぶやいてました
「頑張れ〜、頑張れ〜、わたしたち」
クスッと笑っちゃいながら、2人だったら
(もちろん色々な方々の力をお借りして)
乗り越えられると思いました。
4月からは2012-13AWの商品がお目見えしてきます。
店頭に並んだり、お客様向けの展示会は夏頃からと思います。
新井